サザエさん不要論?
私が小さい頃の日曜日の夜の定番 番組、サザエさんが今微妙な番組になりつつあるようです。
発端はこの記事。
「ここは番組打ち切りという手もあるのではないだろうか」。常見氏は1日夜、ブログにそう書いた。「家族の枠組みが変わりつつある中、昭和の憧憬時代劇を流されても困るのである」「世間とずれた『サザエさん』」「今後の社会、会社、家族を問い直す意味でも」といった言葉が並ぶことから、家族・社会像などの点で劇中と現実との間に強いギャップを感じているようだ。
たしかに!と思うことが多々あります。
実は我が家の息子はサザエさんが好きなのですが、今までほぼ一度も日曜の夜に見たことがありません。我が家ではテレビはHDに録画して朝に見るものであり、そもそも毎週この日に何かの番組を見るということがありません。他の番組も全てそうです。
なので、日曜日の夜はサザエさん!ということがなく、サザエさん症候群はうちの子にとっては全くありえない症状になりそうです。
私達夫婦にしても共働きで、サザエさんのようにのほほーんと過ごしている主婦がすごく優遇されてる話は鼻につく話でもあり、今やサザエさんのような生活をできる人はごく一部の金持ち主婦だけなんじゃない?という気がします。
昔はこれが普通だったので、皆がほっこりしたけど、今ではもはや少数派で、男性の働き方だってマスオさんの働き方程皆のんびりしてないと思います。
日々の保育園の送迎、家事、育児の慌ただしさとは無縁の生活って、
もはや現代ではすごくレアなんじゃ・・・
今や共働き世帯が専業主婦世帯を逆転していて、働き方だって様々です。
それなのに、サザエさんの根底に流れる、これが疑いのない幸せ!!とやられるのはちょっとしんどい今日この頃です。
図12 専業主婦世帯と共働き世帯|早わかり グラフでみる長期労働統計|労働政策研究・研修機構(JILPT)
世間全般で違和感を持たれてきたのであれば、どんないい番組でも潮時なのでは、と思います。