小さな一歩 大前流
変わろうと思い、小さな一歩を模索中です。
尊敬する大前研一さんいわく、
人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。
とのこと。
大前さんなら具体的にどんなふうにアクションに落とし込むのかな?と思っってググってみたら、、
なんと懇切丁寧にこの名言の意味を説明して下さっているではないですか!
もう、この方本当にすごいですね。御年74歳ですよ。。
うちの親より年上なのに、何この現役ギラギラ感(++! 眩しすぎるー。。
インタビューが2016年というのがまたすごい。去年の話やんーーー。
大学の時に大前さんを知って以来随分と時間が経ちましたが、ここまで現役で活躍されている方は他になかなか思いつきません。
時間配分について>
まず去年の手帳を取り出して見直してほしい。記憶に残っている会合や会食はどれだけあるだろうか。1日24時間で睡眠時間8時間、食事その他で4時間を要するとして、1日で有効に使える時間は12時間。サラリーマンでも経営者でも大体同じようなものだ。12時間×365日=4380時間。1年を振り返って、4380時間で意味のある時間の使い方がどれだけできているか。会合や会食などに費やした時間で、自分が貢献した、勉強になった、ネットワークが広がった、など何らかの有意義な時間は5%もあればいいところだろう。一言も発言の機会がなかったとか、お付き合いで出ただけとか、参加した意味がない会議や会合、つまり無駄に使った時間が50%以上ではないだろうか。どんなに忙しい人でも大体そんなモンだ。「時間配分を変える」とはそうした時間を「余った時間」として認識し、やりたいこと、やらなくてはいけないことに積極的に配分していくことだ。
時間配分を変えるためには、どんなことに時間を使いたいのかを明確にしておく必要がある。1年後に自分がどうなっていたいのか、イメージを出すことも大切だ。たとえば「世界経済の動向をもっと自分の肌感覚でつかめるようになっていたい」とイメージしたとしよう。海外に行かずとも、毎日欠かさずにNHK BS1の朝4時から7時までのワールドニュースを見るだけで1年後には相当な力がつく。
ふむふむふむーー。積極的に配分しているかと言われるとザクっときます。
もっと自分の時間の使い方を見直さないといけませんね。。
住む場所を変えるについて>
自分を変える方法の2つ目は「住む場所を変える」。住む場所を変えるだけで、随分視点が変わってくる。たとえば同じ中央線沿線でも高級住宅街の国立と個性的な商店がひしめく高円寺では雰囲気が全然違う。谷中から浅草にかけての下町や流行りのウォーターフロントに住んでみるのもいい。同じところに住んでいると、目線がそれしかなくなって周囲の環境に対して敏感に反応しなくなってしまう。住む場所を変えるだけで目線が変わるし、新しい発見がある。東京が違って見えてくるのだ。
もちろん、引っ越すとなればエネルギーも時間も使う。しかし、それもいい。無駄なエネルギーと時間を使わないためには、自分の人生にどうしても必要なものだけを選ぶことになる。自分を変えるという意味では、捨てるのも大事なことだ。引っ越しが難しければ、通勤ルートを変える手もある
確かにそうですね。これは結構今自分も考えているのですが、子連れでの移動は中々考えることが多く一筋縄では行きません。何を捨てて何を選ぶのか、真剣に考え中です。
付き合う人を変えるについて>
最後は「付き合う人を変える」。いつも付き合っている仲間や友人は、基本的には気が合う相手だろう。だが、気が合う人ぐらい役に立たない相手はいない。なぜなら、「気が合う」と思った途端に理解した気になってしまうから。ピリピリとした刺激を受けたり、反発して考えたりすることが少ない。気の合う相手は人生の有難い友達として取っておいて、気が合わない人や社内でいつもぶつかる人と、あえて付き合う。飲みに誘う。よくよく話をしてみると、「そういう理屈があったのか」と意外な一面に気づいたり、自分にはない発想に出合える。
コイツはやっぱり許せない」と再認識することもあるだろうが、それはそれで刺激になる。付き合って一番役立つ相手というのは、自分とはまったく違った発想をする人だ。それによって自分の発想力が磨かれるし、自分の論理に間違いがあれば気づく。外国人と付き合う一番のメリットはすべてが「自分とは異なる」視点、という刺激だろう。
気が合わない人と飲みに行く(++;レベル高すぎです…大前先生。。
とりあえず一段下の社内の外国人とランチに行ったりして自分とは異なる視点をもっと吸収したいと思います。
外資あるある話③ 解雇はある日突然に
外資特有のあるある話第3弾です。
今回は一番日系と違う点を深掘りします。
- 突然クビになる
これは、日系だとほとんどないと思うのですが、外資ではよくあって、色んな話を色んな会社にいる同業他社の人からも聞きますが、基本的に解雇(レイオフ)はある日突然に起きるイメージです。
本当に突然で、通達等も無いことが多いです。
事前に解雇されることを聞かされている人もいますが、そういうケースは少数派で、残りは秘密裏にターゲットが決まり、ある日突然行われます。(会社によって事前に解雇を知らせる割合が高い会社もありますが、外資ではラブストリーは突然にならぬ、解雇はある日突然に!です。古いか...)
リーマン・ショック後、どの外資系も数千人から数万人の人減らしをしましたが、それらも毎月突発的に誰かが解雇される、というような感じで計画的に事前に知っているあるいは希望退職を募ったということはほとんど聞いたことがありませんでした。
だからリーマンの後は毎月のようにあちこちで突然誰かがいなくなり、次は自分か?と思いヒヤヒヤしてました。
例えば、、
- ある人がランチをデスクで食べている時に上司に呼ばれて部屋の外に出ていったきり帰ってこなくて食べかけのお弁当が置かれたままになる
- ある人が朝上司に呼ばれて部屋の外に行ったっきり帰ってこなくて数時間後噂で解雇されたことを知る
- 同僚が突如クビを切られて、ダンボールに居なくなった同僚の私物を詰めた
などです。
日系だと事前に希望退職をつのって、それでも枠が埋まらなかったら解雇に踏み切りますが、外資だと希望退職を募ってというのはほとんど聞いたことがありません。
なぜ希望退職を募らないかといえば、外資では人の流動性が元々高く、嫌ならやめることも多いため、希望退職を募ると、優秀な人からやめてしまうから、だそうです。
マネジメント層が切りたいのは、不要な人材なので、そういった人材には容赦なくやめてもらうということらしいです。
外資が治外法権というわけではないので、日本の労働法にもとづいて解雇は行われており、日系企業で同じことが起きたら大問題になりそうですが、メンタリティの違いなのでしょう、外資では解雇された人はいわゆる上乗せの退職金をもらい、あっさりと次の転職先を見つけて次に行っちゃう人が多く、あまり問題にはなっていないように思います。
これを、残酷!外資ありえない!という人もいるかもしれませんが、外資に居る側からすると日系の「追い出し部屋・追い出し会社」の方も相当にありえないなと感じます。
確かに突然解雇されるのは家計には大ピンチですが、外資に居るのでそんなこともあろうかと定期的にヘッドハンターとは会っており、(私が例外ではなく大体みんなそんな感じです。上司や同僚もヘッドハンターにあったとか時々話しており皆自分の市場価値やジョブマーケットについて自ら動いて情報収集してます)、青天の霹靂ということはあまりなく、「ついに来たか」という感じで受け止めるはずです。
有名ブロガーのちきりんさんも解雇と死は似てる、というテーマでおっしゃっていますが、外資系の人にとっては解雇って死と近くって、いつかは人間は死ぬので、いつかが来ただけ、なんです。
d.hatena.ne.jp
社員が定年退職まで「死なない」日系の会社では解雇はご法度なので、自ら退職してもらうように追い出し部屋などが出てきてしまいますが、どちらが本人にとって良いのかは一概には言えないと思います。
会社にとって居る価値がないと会社が判断したのに、成長する機会も与えず長く拘束するのは、その年月分、他でのキャリアップが阻まれてしまうのと同じなので、トータルで会社にとっても悪いし当人にとっても悪いだけと思います。
会社に固執しすぎると個人はら本来すべきスキルアップを怠ってただそこに居ることに意味がある、みたいな事になってしまっていないでしょうか。
ニュースパックスで報道されていましたが、日本の会社員は世界一勉強しないそうです。
こういうのも、解雇されない=死なない社会の弊害ではないでしょうか。
外資のような解雇が突然起きるのには正直辟易しますが、かといって、自分が能力を発揮できず成長もできない環境に給料のためだけに居座る人が出てしまう環境というのも、どこかおかしいと感じます。
ブラック校則
最近みた(ってちょっと古いですが・・・)ニュースですごくムカムカしてしまった話。
これ平成29年の話⁈
こんな不合理なこと本当に今だにあるのーー!?
と叫びたくなりました。
日本の公教育古すぎ(><)
私も中学は公立でしたが、中学でいわゆるブラック校則があって、
女子はストッキング、タイツ禁止!
男女共に冬はマフラー禁止!
というもので、どんなに寒くても女子はパンツとスカートで頑張れ!!
というブラック校則がありました。
これが嫌で嫌でしょうがなかったたんだけど、
世の中を垣間見た感じがしたのが、
中1のときはマフラー禁止だったのが、どういうわけか
中2でマフラーOKになったとき。
この一件で、私は世の中の不条理さをすごーーーく痛感しました。
去年はだめで校則チェックとか先生が校門でしてて、どんなに寒くてもマフラーは絶対禁止だったのに、ひとたび校則がOKになると(しかも、なぜかしれっとOKになっていて、なんの手続きやお知らせ等もなかった)全く問題なし。
これって何なの?!!と子ども心にすごく憤りを感じました。
でも、これって20年以上前の話ですよ?!
世の中大きく変わっているのに、地毛が茶色い子に黒く染めるのを強要するって狂気の沙汰の域に感じます。
うちの同僚の子供はインターに入ってる子が多いですが、小4でピアスあけてるとのことです。
中学も制服はあるけど、ピアスやネックレスなど普通にして、お化粧もしてるとの事。
大人だってピアスしたり、髪染めたりガンガンしてるのだから、学生がNGなんていうのは凄くおかしなことだと思います。
早くこんなおかしな校則がなくなる世の中になりますように…
変わる勇気、と小さな一歩
今年は思い返すと色々ありました。
大きかったのは父が亡くなったこと。
病死でした。
まだ若い部類だったので、闘病生活を垣間見て人生に限りがある事を思い知らされました。
そして、家族が皆健康でいられる有難みも強く感じました。
人生一度きり、しかも100年もある、もう少し挑戦しようと。。
いつかそのうちと言っているうちに、年をとって身動きできなくなってしまう。
まずは色んな自分の思い込みとか、考え方とか、そういうのを変えていこうと思います。
最初に変えたのは、まずネイル。
しばらくしていなかった、ネイルサロン通いを始めました。
子どもがいるし、
仕事忙しいから、
お金かかるから、
とかやらない理由はいくらでもあるんだけど、
私の夢は「きれいなお母さん」でいること!(公表してしまった--!)なので、
ここ数年来言い訳してばかりだったのをやめて、ネイルサロンに通い始めました。
時間を作ろうと思えば作れるものです。
予定をやりくりして何とか時間を捻出してます。
お金かかるけど、ネイルがきれいだとそこだけきれいなのも惜しくなり、
身なりもより気を使うようになりました。
自分がネイルをしだすと、
保育園でも何人かのお母さんはネイルをしてることに気が付きました。
あーー、やってる人はやってるんだな・・・
私がみてなかっただけ(ーー;
ちょっと見方も変わりました。
あまり他人は気が付かないけど、小さな小さな一歩です。
LIFE SHIFT
そろそろ師走で、なんだか忙しくなってきましたが、今年一番のボディーブローのように効いてる本を紹介します。
それは、今年ベストセラーになり、流行にもなっているLIFE SHIFTです。
Amazonから抜粋>
■20万部突破! ずっと売れてます!
■リンダ・グラットン、政府の「人生100年時代構想会議」に起用!
■テレビ東京「ガイアの夜明け」、NHK総合「おはよう日本」、NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」など各メディアで大反響!
■読者が選ぶビジネス書グランプリ2017にて、総合グランプリ受賞!
■ビジネス書大賞2017にて、準大賞受賞!
■「人生100年時代」ムーブメントのバイブル!
■反響の声続々! あらゆる世代から圧倒的支持!
誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。
世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。
みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。
では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。
100歳時代の戦略的人生設計書。
Amazonから抜粋>
ということですが、今年間違いなく一番私に影響を与えた本。
子どもが産まれてから随分経ちましたが、気がつくと自分はちょっと立ち止まってしまっていたように思います。
子どもがいるから◯◯できない、と自分で決めつけて色んな行動のブロックをしていたと思います。でも、この本を読んで、人生100年時代に30代で隠居のような考えた方になってやしないか?
人生二毛作、三毛作の時代にまだ最初の実を刈り取ってもいない状態なんじゃない?
この先どーすんのよワタシ!
まだ先は長いのに挑戦をすることを避けてしまっている自分に気が付かされました。
これから、就職したときの初心に戻り、常に挑戦し続けることをまたやってみようと思います。
プロジェクトチャーター(プロジェクト憲章)って何?
「プロジェクトマネジメントを行うにあたり、最も重要な資料はなんでしょう?」
以前プロマネの採用面接に実際に使った質問です。
答えは、、「プロジェクト・チャーター(Project Charter)」です。外資系で働く人にとってはエグゼクティブ・サマリー(Executive Summary)と答えたいところですが、一通りプロマネスキルを系統立てて勉強したことがある人であれば、正しい答えはプロジェクトチャーターです。
プロジェクト・チャーター(Project Charter)はエグゼクティブ・サマリーを含んでいて、通常この資料がプロジェクトの開始から終了まで全ての資料のベースとなるゴールデンソースとなります。
プロジェクトの三大要素も当然書きますし、およそプロジェクトをスタートするにあたり必要な事は全て書いてあります。
書くべき内容としては、
目的や目標、範囲(スコープ)や成果物の定義、前提条件、制約条件、想定されるリスク、期間(タイム)やコストの見積もり、ハイレベルのプロジェクト記述(エグゼクティブ・サマリーExecutive Summary)、プロジェクトマネージャーとステークホルダーについて(プロジェクトのメンバー構成)などなどです。
実務上、これは本当に使えて、先日も6年前のプロジェクトを人に説明することがあり、当時のプロジェクトチャーターを使って説明しました。
一枚で全て網羅していて、プロジェクトスタート時に作ってから、終わるまでずっとゴールデンソースとして参照され続けるものです。
最初から最後まで変わらないプロジェクトチャーターがウォーターフォール形式のプロジェクトでは一番望ましく素晴らしい。
短期間のプロジェクトではこのプロジェクトチャータさえ見てればあとは特に要らないくらい全てを物語る資料になります。
家庭でのプロジェクトもプロジェクトチャーターも作ってみると面白いかもしれません。
家庭でのプロジェクトはいきなり詳細に入りがちですが、目的は?前提条件は?など見逃してしまいそうだけど重要な事を最初に考えられると思います。
例えば旅行プロジェクトの場合、目的は?のところではっきりと一文で言えるでしょうか?夫婦で同じ答えが返ってくるでしょうか?ただ休みたい?それとも楽しい体験をいっぱいしたい?何しにいくの?
そんな本質的な事、わざわざ聞きもしないこともプロジェクトチャーターを作るとみえてきます。
あまり厳密にやるとうざい人になりかねないので、やんわりとやることをお勧めします(⌒-⌒; )
流行語大賞でガチで流行を知る。。。
子どもができてから圧倒的に減ったのが、テレビの時間です。
子どもの番組は子どもと一緒に見るようになったけど、バラエティーとか、ドラマとかほぼ見ません。なので、毎年、この時期の流行語大賞で大概世の中の流行を知ります。
私の情報源は日経新聞、Twitterくらいなんで、ほぼ経済ネタ以外はスルー。
ブルゾンちえみは知ってたけど、知らない言葉もいっぱい。。
とりあえず、気になった言葉はググって調べておき、前から知ってました風を装います。
今年は、3割位知らなかった・・・
それでも、今年も普通に仕事できてたし、むしろ業務知識は増えた一年だったし、流行ってほぼ仕事に影響ないね。仕事の雑談にはついていけないけど・・
ちなみに、もう一つ流行を知るのが、年末の紅白歌合戦。
毎年、何組かのアーティストを紅白で初めて知り、情報通の夫に詳しく教えてもらうあり様です。
年の前半でこのような流行を締めくくる番組があればな。。とちょっと思います。